ブログタイトルに挙げている「のんびり肉体改造」。
普通、肉体改造と言えばハードなトレーニングをして、厳しい食事制限を課して、
自分が理想とする肉体に向けて邁進している姿をイメージしますよね。
私は30代半ばで妻子と家のローンを抱える、極々普通のサラリーマンです。
平日は毎日仕事がありますし、残業もそれなりにあります。
時期によっては日をまたいで仕事をすることもあります。
そういう普通のサラリーマンにとって、ハードなイメージのいわゆる「肉体改造」って、敷居が高くないですか?
ムキムキな人がしているトレーニングや普段どれだけ節制しているかを聞いたりすると、
「とてもじゃないけどそんなに頑張れない」
「そんな生活続けられない」
「自分の生活スタイルでは実現できるはずがない」
と感じると思うんです。
また最近よく見かける「ガリガリ/ブクブクだった俺が1年間頑張って別人のようになりました」といったブログやインスタ投稿。
これも「自分でも出来そう!」と見えますが、こういう別人のようになった人達は時間・お金・労力をふんだんにかけていることが多いです。
気づいたのですが、上記のような「肉体改造」は、それが必要な人が取り組んでいます。
例えばボディビルの選手だったり。
例えばスポーツ選手だったり。
あるいは可愛い彼女をつくるために。
彼らは勝利を得るために短期間に「肉体改造」する必要があるのです。
そもそも「肉体改造」は目的ではなく手段だったのです。
私は特段そういった目的を持ち合わせておらず、「そりゃあ、カッコイよくて動ける体になりたいよ」程度の考えで
20代の頃は筋トレを試してみては挫折を繰返していました。
30代に差し掛かった頃には体に脂肪がつき始め、動けない体へ一直線に向かっていました。
それと同時に今までに体験したことがない原因で、体調不良になることが多くなっていました。
「年取ると色々あるもんだな」と思いましたが、「30になったばかりでこの体たらくでは先が思いやられる」と危機感を抱いていました。
そこで数年前に、私にとってどういう肉体が理想なのか、その肉体はどうして必要なのかを考えました。
私にとっての「肉体改造」はどういう目的を達成するための手段となるのかを考えたのです。
私なりにたどり着いた結論が「これから50年健康でいるために、筋トレを活用しよう」ということでした。
それからネットの情報や動画、本を漁り勉強しました。そして様々な試行錯誤を行い、取捨選択をしていきました。
そうして次のような「のんびり肉体改造」の活動指針を作るに至りました。
フリーウェイトを扱う種目を中心に筋トレする
ダンベルやバーベルを利用した運動で、多関節種目を中心に実施します。
特に、Posterior-Chainを強化するトレーニングを重視します。
無理な重量は使わない
MAX重量に挑戦するようなことはしません。
怪我の防止のため、自分のフォームが確実に維持できる重量を扱います。
Rep数が5回~8回程度となるような重量を最大として、これを伸ばせるように取り組みます。
また重量を追い求める為に体重を増やすようなことしません。
時間をかけない
トレーニングの時間は60分~90分を目標にして、種目を吟味します。
また、トレーニングの頻度は週3とし、週4以上はしません。
過剰な体重増減をしない
過剰なカロリー摂取やカロリー削減は体に悪いだけでなく、自身の生活環境へも悪影響を及ぼします。
体重の増減は1ヶ月で+/- 1kgとします。
時間・お金・労力をかけない
時間・お金・労力をかければそれだけ理想の体へ近づきますが、それが継続できないと理想の体から離れていきます。
長期間継続できるかという観点で、少ない時間・お金・労力で良い結果を目指します。
なお、これらの活動方針は暫定で、記事との連動も含めて随時更新しようと思います。
コメント・アドバイスは大歓迎です。
いろんな考え方があるかと思いますので、肉体改造と同様に皆さんと「のんびり」考えていければと思います。