筋トレによるボディメイクに取り組んでいる人は、一般的に増量・減量を繰り返しているようです。
人によりますが、大体5kgから15kgの範囲で増減を行っているようです。
しかしこの作業、スーツを着るサラリーマンにとって増量・減量は難しい作業なのです。
スーツは体重増減に対する許容範囲が小さい
筋トレにおける増量の目的は、筋量の増加です。オーバーカロリーの状態を保つことで筋肥大に良好な環境を維持します。
当然体脂肪も同様に増えますが、脂質や炭水化物の摂り方を工夫することで、抑制することができます。
一方で減量の目的は増量時に増えた体脂肪の削減です。筋量を極力維持しながら体脂肪を減らして、コンテスト等に合わせていきます。
人によっては体重の増減幅は異なりますが、5kg~15kg程度の増減があるようです。
そんな中スーツは普段着と違って、少しの増減が見た目に大きく影響します。
体へのフィット感がスーツを着こなすための最も重要なポイントだからです。
10kgも増減すると、増量時はスーツがパツパツになって格好悪いです
また減量時は逆に緩くてみっともなくなってしまいます。
体重の増減が大きいとスーツを買い替えも大変
手持ちのスーツはどれも似たようなサイズでしょうから、どれも同じような問題を抱えることになります。
買い替えとなると全て買い替える必要が出てくるので、金銭的に相当な負担になってしまいます。
増量期、減量期に合わせたスーツを用意すれば良いのかもしれません。
ですが経済的に、あるいはクローゼットのスペース的にそういうわけにいかない人も多いと思います。
また、買い替える際にも
「これから減量するから、若干小さめに作った方がいいかな」
「いやいや、もっと大きくなることを想定して少し大きめに作った方が」
といった思いが巡り、なかなか思い切って買えないかもしれません。
ちなみにお店の人はそんな事を知る由もありませんので、
「普通のおじさんなら多少太ってくるし」
との思いからか、やや大きめを勧めてきます。
いつも私の場合は大きめに仕上がって、悶々とします。。。
とにかくスーツを着る人にとって体重の増減は切実な悩みです。どうするのが妥当なのでしょうか。
サラリーマンのスーツ対策
体重の増減幅を抑える
私はこまめに体重の増減を繰り返して、極力体脂肪の増加を抑えるのが良いと思っています。 10kg増やして9kg減らすのではなく、3kg増やして2.5kg減らすようなイメージでしょうか。 理想的に、一年で筋肉が1kg増えるとすると、こんな感じです。 増量は1ヶ月に1kg、減量は1ヶ月に0.8kgと無理のない範囲だと思います。
個人的には手持ちのスーツが似合う範囲で出来る体重の増減は、5kg程度かなと思っています。
今の手持ちのスーツは3, 4年後まで着れる計算になります。
5年着れば買い替えの時期でしょうし、このくらいのペースを目標としておけば丁度いいかなと思っています。
ジャケパンにして体重増減への柔軟性を高める
こんな感じで、ジャケットとパンツの柄・色・生地が異なるスタイルです。 ジャケパンスタイルだとパンツだけ、ジャケットだけの買い替えが容易になります。
また、特に男性の場合は腹囲に脂肪がつきやすい傾向があるようです。 いつも参考にさせて頂いている「Nice Body Make・・・よもやま話」さんをご参照ください。
例えば体重が増え過ぎて腹囲が大きくなった場合、急場をしのぐために安いパンツで対応することもできます。
今はユニクロでも手頃で使い勝手のいいパンツも出てますよね。
https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/408500#thumbnailSelectwww.uniqlo.com
筋トレして格好いい体になったら、スーツのことも忘れずに!
せっかくかっこいい体になって、スーツがイマイチだと台無しです。 スーツもピシッと着こなして、同僚やライバルに差を付けましょう!