のんびり肉体改造ブログ

30代社会人のトレーニング記録と雑記

サラリーマンが筋トレをするときは、S&Cの考え方を大事にすると良いと思う

これから筋トレを始める人たちや、初心者の人たちへの記事です。

私は本格的に筋トレを始めて2年程度の若輩者ですが、始める前に色々調べたほうだと思います。
その中で、筋トレは目的によって選択する種目が違うし、同じ種目でもフォームが異なることを理解しました。

「筋トレするんだから、筋肉をつけることが目的でしょ?」と思った方、正解です。
ただ、筋肉は早々簡単につくものではありません。
年単位で地道に積み上げていくものです。
ですので、長期間において健康的である必要があります。
健康を損なうと、回復期間中は向上させることができないばかりか、逆に後退する可能性もあります。
効率的に筋力を向上させたり、筋肥大をさせるには、まずは健康であることが重要です。

筋肉をつけるというと健康増進に直結するように感じますが、その過程を間違うとむしろ健康を害する可能性があります。
レーニング後は免疫力が低下しますし、他の人より栄養管理に気を遣わないと体内環境が悪化しやすくなります。
芸人さんで筋肉が付いてて健康そうに見えても、血液がドロドロなんて話もありましたよね。
フォームが悪かったり、回復が追いつかないと、筋肉や腱、関節の怪我につながる可能性もあります。

そもそも体組成を変える話ですので、人間の体にとってはドラスティックな話だということなんだと思います。
脂肪がついて健康を損なう可能性があるのと同様に、筋肉を追い求めて健康を損なう可能性ももちろんあるのです。

そうしますと、筋トレをする目的は「健康的に筋肉をつけること」と修飾語を追加した方が良いかと思います。


健康的に筋肉をつけるにはどうすれば良いのでしょうか?
筋肉をつけるには運動・栄養・休養の管理が必要と言われています。
としますと、
 「健康的な運動管理」
 「健康的な栄養管理」
 「健康的な休養管理」
が必要、ということになります。

よくわからないのが「健康的な運動管理」だと思います。
健康的な筋トレと、不健康な筋トレがあるのでしょうか?
これに対する答えを整理して提供しているのがS&Cです。


S&CとはStrength & Conditioningの略です。
普及活動や支援をしているNSCA (National Strength And Conditioning Association)には次のように 書かれています。

ストレングス(Strength)とは、筋力、パワー、筋持久力のみならずスピード、バランス、コーディネーション等の筋機能が関わるすべての体力要素に不可欠な能力です。単に力発揮の大きさを表すだけでなく、状況に応じて適切に筋活動をコントロールするための「神経-筋系全体の能力」と定義されます。

コンディショニング(Conditioning)とは、スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えることです。また、一般の人々にとっては、快適な日常生活を送るために、筋力や柔軟性、全身持久力をはじめとする種々の体力要素を総合的に調整することです。

ストレングス(筋力)トレーニングは、本来コンディショニングの一部として捉えるべきものですが、NSCAが「ストレングス」と「コンディショニング」の両方を掲げているのは、NSCAがコンディショニングにおけるストレングストレーニングの役割を強調しているためです。

ストレングス&コンディショニングとは

また、ストレングスコーチの役割には次のように書かれています。

ストレングスコーチは主にアスリートを対象に、パフォーマンスの向上と傷害予防を目的として、ストレングストレーニングを中心とした安全で効果的なエクササイズプログラムを作成し、指導を行う職業です。
筋力、パワーを中心としたすべての体力要素へのアプローチを通じて、目的とする試合や期間に、選手、チームが最高のパフォーマンスを発揮することを目標に、エクササイズプログラムを作成します。

ストレングスコーチ

S&Cでは、トレーニングは単に筋肉をつける為でなく、パフォーマンス向上と障害予防を主たる目的としています。
また種目はフリーウエイトが中心で、Posterior Chain(背面の筋肉群で、僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋・大殿筋・ハムストリングスなど)や 肩甲骨の動きの強化に力点が置かれています。

ここに「健康的な運動管理」の答えがあるかと思います。
S&Cの考え方はアスリートにとっても重要だと思いますが、普通のサラリーマンにとっても役に立つはずです。
筋トレというと、ともすれば気合だ根性だとか、多少の痛みがあるもんだとか、精神論に走りがちです。
しかしそのような考え方は長続きしません。本業があるのに体を痛めるようなことは誰も望んでないはずです。
肩こりや腰痛で悩むサラリーマンの方も多いと思いますが、これらはPosterior Chainと肩甲骨の不調が原因であることも多いです。
サラリーマンの「職業病」への根本治療にもS&Cは活用できます。S&Cの考え方を学んで筋トレに取り組んではいかがでしょうか。

私は素人なのでこれ以上専門的な話は難しいので、より具体的な話は、以下のS&Cコーチのブログを参考にすれば良いかと思います。

kawamorinaoki.jp

S&Cコーチで、PHDでもある河森さんのブログです。いつも参考にしています。 いくつか本も出版されています。



sasabekouki.com

S&Cコーチの佐々部さんのブログです。こちらも記事が充実していて参考になります。