サラリーマンだと仕事で、プライベートで夜のお付き合いがあるかと思います。
月に数回程度であればそれほど気になりませんが、これからの忘年会シーズンは連日飲み会だったりして、生活習慣を乱されてしまうことも多いかと思います。
かといって、
「いやー筋肉落ちちゃうんでお酒は勘弁してください。」
「揚げ物はカロリーがやばいんでちょっと。。」
なんて言ってられないと思います。
そこで忘年会シーズンに気をつけたいポイントをいくつか挙げたいと思います。
お酒を飲んだら12時間は筋トレしない
アルコールは代謝されるまでに時間を要します。
アルコールを大量に摂取すると、比例して代謝に要する時間は伸びます。
また、お酒に弱い人は強い人より代謝に時間を要します。
さらにアルコールの利尿作用などにより、体内の水分量やミネラル分が
減少しますので、補給に時間がかかることも予想されます。
そう考えますと、根拠はありませんが「飲み終わってから」12時間は筋トレ
しないほうが無難と思われます。
睡眠をしっかり取る
アルコールを摂取すると睡眠促進効果により眠くなりますが、アルコールの代謝のために通常より体内活動が活発な状態が続きます。
また、その後覚醒作用と利尿作用により眠気が覚めます。
これらにより自分が思っているよりも睡眠量が不足してしまう可能性があります。
アルコールを取らなくても忘年会で2次会、3次会と夜遅くまで騒ぐことも多いと思います。
忘年会の翌日は睡眠不足になっている前提で計画しておいたほうが良いでしょう。
忘年会前に繊維質のものを摂取する
忘年会での食べ過ぎや、糖質の過剰摂取に伴う血糖値の急上昇を避けるために、事前に繊維質のものを取っておくと良いと思います。
忘年会の前は仕事をしていることが多いと思いますので、難燃性デキストリンが含まれている飲み物や、ナッツなどが取りやすい繊維質になるかと思います。
カロリーを気にし過ぎない
1食の暴飲暴食でどの位のカロリーを摂取できるのでしょうか?
例えば二郎系のラーメンの大サイズでも3000kcalに届かないようです。
ですから、3000kcal程度が関の山と思って大間違いはなさそうです。
1食のカロリーが大きくなることがわかっているのであれば、前後の食事を抑えることでコントロールできます。
ある忘年会で3000kcal摂ったことで2000kcalオーバーしたとしても、以降の4日間を500kcal分アンダーカロリーで
生活すれば収支が合います。
まして脂肪1kgが7200kcal相当ですので、2000kcalオーバーなら0.3kg増程度にしかなりません。
忘年会の翌日に1kg2kg増えている場合は、それは水分が主な原因です。
冷静に分析して一喜一憂しないようにしましょう。
忘年会の前に筋トレをする
せっかくオーバーカロリーになる、つまり筋合成作用が働きやすい環境になることがわかっているのであれば、
先に筋トレしたら良いと思います。
筋トレによる筋合成作用は24時間程度持続するので、忘年会がある朝に筋トレしてから仕事に向かいましょう。
先の説明の通り、忘年会の翌日は筋トレしにくい条件が揃っています。
計画を立てると自然と忘年会前に筋トレすることになるかと思います。
ただし、忘年会や年末の忙しさで、体調としてはそれほど良い状態が保てない可能性があります。
また、アルコールには筋合成作用を低下させる効果があるそうです。
12月はトレーニングのペースや重量に気をつけて、怪我しないことを優先して取り組んで、維持を心がけるのが良いのかもしれません。