のんびり肉体改造ブログ

30代社会人のトレーニング記録と雑記

怪我をしないスクワットでのしゃがみ方を考える

スクワットはトレーニング種目の中でも最もベーシックなトレーニングの一つです。しかしながら、股関節における形状や筋肉の柔軟性、可動性などから個人差が大きく出る種目だと感じています。

私がとても感銘を受けた記事がこちら↓

themovementfix.com

ho-sekkotsu.main.jp

最近ではid:health--lifeさんがより専門的な知識を交えながらご紹介されています。

www.health--life.com

www.health--life.com

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つまりは「スクワットは肩幅程度に脚を開いて...」といった教科書的なやり方はあるものの、それをそのまま適用するのは 割と難しい種目なんだと思います。このことについて、私の経験を交えながら考えたいと思います。

スクワットのしゃがみ方は簡単そうで難しい

私は元々ワイドスクワットを行っていました。競技で脚を開く動作があるので、その方がより効果的だと考えていたからです。今ではこの考え方は少し違うなと感じていますが、当時はそう信じていました。

しかしながら重量を少しずつあげていくと、どうしても引っかかりというか何というか、足の付け根周りに違和感を感じるのです。おそらく内転筋や恥骨筋の起始部あたりです。それでも無理をして続けると痛みになり、歩けないような状態になることもありました。そうしてまた軽い重量に逆戻り。この繰り返しの期間が続きました。

膝を痛めやすかったこともあり、足幅の狭いスクワットはあまりやりたくありませんでした。それであれこれ話を聞いたり、パーソナルトレーニングを受けたりしたのですが、結局なかなかいい落とし所がなく、試行錯誤が続きました。

その時、上記のサイトに出会いました。私が痛めたのは筋肉なので、単に柔軟性などの問題かもしれません。ただ骨の形が人によって大きく違うこと、それがゆえに教科書的なスクワットフォームでは関節を痛める人がいることに驚きました。

それからは自分が理想とするフォームや強化したい筋群ありきのスクワットではなく、「自分が気持ちよくしゃがんで、立てる」スクワットを考えるようになりました。当然柔軟性や可動性も問題である可能性がありましたので、それらを改善するようなドリルも取り入れるようにしました。ちょうどいいタイミングで、良いトレーナーの方に教えて頂いたのも大きかったと思います。今ではワイドスクワットはスッパリ諦めましたが、内転筋周りの痛みはほぼ出なくなりましたし、ちゃんと機能も向上しています。膝も痛くありません。重量も順調に伸ばせるようになりました。

私の経験なので、これが大半の人に当てはまるかどうかわかりません。どんなフォームでも問題なく実施できる人もいるでしょう。ただ困っている人も中にはいるかと思いますし、「これでいいのか」と悩みながらスクワットしている人もいるかと思います。まず言えることは、痛みを感じるフォームはいくら教科書的に正しくても、当の本人にとっては全く正しくない可能性がある、ということです。ですのであくまで個人的な意見ですが、「キレイなフォーム」を追いかける必要は決してなくて、効率的とかそういうのを抜きにして、自分なりに痛みのないしゃがみ方を模索する作業を優先する方が、健康には良いのかなと思っています。

さて、詳しい話や理屈については専門の方に任せつつ、スクワットのスタンスを決めるために私が取り組んだことだけ、以下にご紹介しようと思います。

私のスクワットでのスタンスの決め方

軽い棒状のものを持っておもむろに立ちます。棒を肩幅より少し広めの幅で握って、頭上に掲げます。 そしてその状態でフルスクワットします。力を抜いてボトムでバウンドするようなイメージで行います。 この中で、足幅を広げたり狭めたり、足先を閉じたり開いたり、色々スタンスを変えてみます。 左右非対称でもかまいません。私の場合は右側が少し足先が開き気味になっています。

様々試してみると、ひっかかりがあったり、余分に力を入れないと立てないスタンスがあります。 そういったスタンスは良くありません。しゃがむ時も立ち上がる時で同じ姿勢で動けて、かつ一番切り返し がスムーズにできるポジションが見つかると思います。 それがスクワットでのスタンスです。

このスタンスを覚えて、バーを担いでスクワットをします。はじめはすぐ忘れそうになるので、アップの際や インターバルの際に何度も確かめてみてください。

要はオーバーヘッドスクワットのように重心が一番高い状態で、安定してスムーズに動けるスタンスが その人に合ったスタンスであるとの考え方です。

最後におすすめのドリルをいくつか紹介します。

おすすめのドリル

上記のエクササイズを実施していると、以下のようなことがあるかもしれません。

  • ボトムでかかとが浮いてしまう
  • 下がりきれない
  • 腰が丸まってしまう

これらは関節や骨格の形状に由来するものもあるかと思いますが、単純に柔軟性や可動性の問題であることもあります。 これも専門家の素晴らしい動画がたくさんありますので、これらを交えながら紹介していこうと思います。

World's Greatest Strechは知っておいた方が絶対良い、万能型のストレッチです。

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広背筋のストレッチドリル(その1)

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広背筋のストレッチドリル(その2)

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股関節周りのドリル(その1)

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股関節周りのドリル(その2)

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股関節周りのドリル(その3)

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股関節周りのドリル(その4)

股関節と足関節の両方にアプローチするドリル

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足関節周りのドリル

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スクワット前に実施するモビリティドリルです。後半2つ以外は大抵やっています。

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