のんびり肉体改造ブログ

30代社会人のトレーニング記録と雑記

トレーニーとしての個人的なコンセプト

こんにちは、きっちゃん(@I_am_Entraineer)です。

私は大して強くないトレーニーで、どちらかというと頭でっかちだと思います。これは、トレーニングを初めたころは体の使い方が下手くそで、しかも原理原則を知らなくて怪我ばかりを繰り返していたことが理由の1つです。4年ほど前から本やインターネットで情報を漁り、ようやく自分の誤りに気づいて少しずつ 少しずつ改善してきました。大して強くありませんが、4年前よりは強いし、自分の体を理解していると自信を持って言えます。結果、趣味のソフトボールもより楽しめるようになっています。

また、たまたま構造関係の仕事をしていることから、「これってトレーニングでも使えるよな。。。」と思い、あれこれ考えるようになりました。元々モチベーション維持と家庭を持つトレーニーとしてのあるあるを綴るのが目的だったこのブログも、タイトルに似合わず変な記事が増えていきました。多分トレーニング業界での最新情報に触れれば、あるいは然るべき文献をあたれば私がやっていることは既知で、「車輪の再発明」のようなことをやっているんだと思います。情報に詳しいトレーニーや、エビデンスベースで指導をされるトレーナーさんからしたら「何やってんだろな」「違うのにな」「物理的な考察だけしても意味ないのにな」と感じることもあると思います。

トレーニングにおける個人的なコンセプト

活動方針にも書いていますが、トレーニングにおいては「極力お金をかけない」ことを個人的なコンセプトにしています。

www.nombiri-training.com

私が労力やお金をかけたい場所は、他にあります。自分で理屈を考えてわかることなら、極力自分で完結したいのです。

もちろんそれだけでは解決できない点もありますので、そこはトレーナーの方に教えを乞うこともありますし、本を買ったりセミナーに参加することもあります。またブログで書くようになってからは、間違った発信で迷惑を掛けたくない一心で、トレーニングに関連する文献も必要に応じて読んでいます。ただ大金を出して文献を調べたり、セミナーに参加したりすることを、なんというか、避けています。

他の記事で書いている物理的な考察は、自分にとっては復習だったり、自分で手を動かすことでより体について理解を深めることが目的です。例えば、下半身をモデル化しようとしたら、股関節から条件設定しないと足の位置や角度が決められません。一方で、最終的な足の位置と地面との相対関係から股関節位置を補正する必要があります。結果、相互作用で「立つ」という動作ができているのです。こういったことは最近気づきましたが、体を動かす上でとても役に立つ考え方だと思います。自分で手を動かさないと気づけなかったと思います。

また、情報をどんどん取り入れて消化できると良いのですが、私は消化不良を起こしてしまいがちです。これは個人の能力の限界を感じる致命的な点で、頭に自分なりにストックしておいて、さっと自在に取り出せる能力が備わっていません。優秀な人ほど自分の意見とセットでこれが出来るようになっていると思います。私には中々難しくて、情報を取り入れたら、ゆっくり咀嚼して自分でも手を動かして、そうしないと全く頭に入らないのです。ですから、なんでも自前です。少し違うアプローチで、トレーニングのことを理解しようとしているわけです。

計算も多少のプログラムを書いています。これまではExcel VBAでやっていましたが、流石に限界を感じてきましたので今度からはPythonに移行しようと思います。これもプログラミング学習の一環です。ここで学んだプログラミングスキルが仕事にも還元されています。結局、トレーニングだけをやってももったいないので、二度三度おいしくなるように色んなことを関連付けてやっています。

おわりに

今回は自分の楽しみ方や考え方を表明したくて、思ったことを吐き出すように記事にしました。最近はtwitterやnote、youtubeで様々な情報発信がされていて玉石混交なわけですが、情報の受け手としては例え良質な情報だとしても咀嚼方法は良く考える必要があるかなと思います。手を動かすこともその方法の一つですよ、ということで。